図面管理ソフトおすすめ8選｜システムの選び方と特徴を解説

図面管理ソフトとは？

図面管理ソフトは、技術図面や関連書類を作成・整理・共有するためのツールで、エンジニアリングや設計のファイルを一元的に管理してくれます。設計や製造の現場では、チームで膨大な図面ファイルを扱い、共同作業を行う機会が多いでしょう。しかし、適切な管理方法がないと、ファイルの紛失やバージョンの混同、共有の手間といった課題が発生しやすくなります。

図面管理ソフトには、こうした問題を解決するための機能が備わっています。例えば、すべての図面を一元的に保管することで、どこからでも簡単にアクセスできる環境を提供できるようにしたり、アクセス権限を設定することで、必要な人だけが適切な図面にアクセスできるようにしたりする機能です。

さらに、過去のバージョン履歴を追跡できるリビジョン管理機能や、チームメンバーが場所を問わずリアルタイムでファイルを共有し、フィードバックを行えるコラボレーション機能もあります。加えて、CADソフトやプロジェクト管理ツールとの連携機能を備えたものもあり、業務全体の効率化を実現します。

図面管理ソフトの選び方

図面管理ソフトを選ぶ際は、業務の課題を解決できる機能が備わっているかを見極めることが重要です。特に、導入形態や検索機能、連携性などのポイントを比較し、自社の環境に最適なものを選びましょう。

クラウド型かオンプレミス型か

図面管理ソフトは、大きく分けて「クラウド型」と「オンプレミス型」の2種類があります。それぞれのメリット・デメリットを理解し、自社の運用方針に合ったものを選ぶことが大切です。

クラウド型は、インターネット環境があればどこからでもアクセスできるのが特徴で、リモートワークが多い企業や、複数拠点で同じデータを管理したい企業に適しています。また、サーバー管理やシステムのアップデートをベンダー側で対応してくれるため、ITリソースに余裕のない企業にも導入しやすいでしょう。ただし、セキュリティ要件の厳しい業界では、外部サーバーにデータを預けるリスクがあります。

一方、オンプレミス型は、自社のサーバーにインストールして運用するタイプで、社内のネットワーク環境で運用するため、外部からのアクセスを制限でき、情報漏えいのリスクを最小限に抑えられます。また、自社の業務に合わせた細かいカスタマイズが可能です。一方で、サーバー管理やアップデートの負担が発生する点には注意する必要があります。

類似図面検索機能の精度が高いか

図面管理の効率を大きく左右するのが、類似図面検索機能の精度です。設計業務では、過去に作成した図面を流用できる場面が多く、検索機能が充実していれば作業の手間を大幅に削減できます。

類似図面検索には、主に「キーワード検索」と「形状検索」の2種類があります。キーワード検索は、ファイル名や属性情報をもとに検索を行いますが、入力ミスがあると目的の図面が見つからないこともあります。一方、形状検索は、図面の形状データをもとに類似する図面を自動で抽出する仕組みです。特に、AIを活用した検索機能を搭載したソフトでは、微細な違いを考慮しながら最適な候補を提示できるため、より高精度に検索できます。

OCR機能があるか

紙ベースの図面をデジタル化する際に便利なのが、OCR（光学文字認識）機能です。手書きやスキャンされた図面に含まれる文字を自動でデータ化し、検索や編集を容易にします。

OCR機能があると、過去の紙図面をスキャンしてデジタル化した際に、ファイル名や属性情報だけでなく、図面内のテキスト情報も検索対象にできるため、データの活用範囲が広がります。特に、品番や設計番号を入力して一発で目的の図面を見つけられる点は、業務のスピードアップにつながります。

ただし、OCRの精度はソフトによって異なり、手書き文字や古い図面では認識精度が落ちることがあります。導入前にデモやトライアルを活用し、実際の運用環境で問題なく機能するかを確認してください。

システム連携・カスタマイズが可能か

図面管理ソフトを選ぶ際には、他の業務システムとの連携やカスタマイズの柔軟性も重要なポイントです。特に、CADソフトやPLM（製品ライフサイクル管理）システム、ERP（基幹業務システム）と連携できるかどうかを確認しておけば、よりスムーズな業務フローを実現できます。

たとえばCADデータをそのまま管理できるソフトであれば、設計者がファイルを個別にアップロードする手間を省けます。また、PLMシステムやERPと連携することで、設計から生産、調達までの一連の流れを統合し、業務効率を向上できます。

また、自社の業務プロセスに応じて、ワークフローの設定やユーザーごとの権限管理を細かく調整できるかも、使い勝手を左右する要素です。特定の業務に合わせたカスタマイズが可能なソフトを選ぶことで、よりスムーズな導入・運用が可能になるでしょう。

図面管理ソフト8製品比較

市場には数多くの図面管理ソフトウェアのオプションがあるため、どれが組織のニーズに最適であるかを判断するのは困難な場合があります。この分野の主要企業8社を詳しく見て、その特徴、長所、短所、対応する企業の種類を調べてみましょう。

1. CADDi Drawer（CADDi）

出典：製造業データ活用クラウド CADDi Drawer

• 特徴：類似図面検索、図面自動解析、自動発注実績紐付け
• 長所：独自のアルゴリズムで類似画像をすぐに検索できる、アクセスログや操作ログを記録・監視・追跡できる
• 短所：現状手動でのファイルインポートがメイン
• 対応する企業：製造業の企業

2. Autodesk Vault（Vault）

出典：Autodesk Vault 

• 特徴： AutoCAD との統合、リビジョン管理、ファイル共有、およびデータ管理
• 長所： オートデスク製品とのシームレスな統合、強力なセキュリティ機能、カスタマイズ可能なワークフロー
• 短所：学習曲線が急峻で、コストが高く、オートデスク以外のソフトウェアとの統合が限られている
• 対応する企業： オートデスク製品を広く使用している大企業

3.SOLIDWORKS PDM（DASSAULT SYSTEMES）

出典：SOLIDWORKS PDM

• 特徴：CAD ファイル管理、バージョン管理、ワークフロー自動化、および BOM 管理
• 長所：SolidWorks との緊密な統合、ユーザーフレンドリーなインターフェイス、および堅牢なリビジョン管理
• 短所：非 SolidWorks ファイルのサポートは限定的であり、比較的高価
• 対応する企業：主に設計ニーズに SolidWorks を使用している企業

4.Windchill（PTC）

出典：Windchill PLM ソフトウェア

• 特徴： 製品ライフサイクル管理、変更管理、およびコラボレーション ツール
• 長所：スケーラブルなソリューションで、複数の CAD 形式をサポートし、強力なバージョン管理を提供
• 短所：複雑なセットアッププロセス、急峻な学習曲線、そして高コスト
• 対応する企業：複雑な製品開発サイクルを持つ大規模な組織

5. Teamcenter（SIEMENS）

出典：Teamcenter PLMソフトウェア

• 特徴：PLM 機能、要件管理、およびマルチ CAD サポート
• 長所：包括的な機能セット、拡張性、堅牢なセキュリティ
• 短所：複雑性が高く、高価であり、大量の IT リソースが必要
• 対応する企業：多様なエンジニアリング チームと複雑な製品を抱える大企業

6. アリーナPLM（SiliconExpert）

出典：Arena PLMSiliconExpert 統合

• 特徴：製品ライフサイクル管理、サプライチェーン連携、品質管理
• 長所：クラウドベースで実装が簡単で、堅牢なドキュメント管理を提供
• 短所：CAD の統合には制限があり、複雑なエンジニアリング プロジェクトには適さない場合がある
• 対応する企業：製品ライフサイクル管理に重点を置く中規模企業

7. ENOVIA（DASSAULT SYSTEMES）

出典：ENOVIA

• 特徴：共同製品開発、3D デザイン管理、サプライ チェーン管理
• 長所：強力なコラボレーション ツール、複数の CAD 形式をサポートし、堅牢なバージョン管理を提供
• 短所：非常に複雑で高価であり、十分なトレーニングが必要
• 対応する企業：グローバルなチームと複雑な製品開発プロセスを擁する大規模な組織

8. Synergis Software

出典：Synergis Software

• 特徴：ドキュメント管理、ワークフローの自動化、およびさまざまな CAD システムとの統合
• 長所：ユーザーフレンドリーなインタフェース、カスタマイズ可能なワークフロー、強力なファイルセキュリティ
• 短所：他のソリューションと比較して、PLM 機能が制限されている
• 対応する企業：CAD 統合によるドキュメント管理ソリューションを探している中規模企業

各図面管理ソフトにはそれぞれ強みがある一方で、すべてのニーズを完璧に満たせるわけではありません。特定の機能に優れているソフトもあれば、別の分野では対応が不十分なソフトもあります。そのため、導入時には自社の課題を明確にし、優先すべき機能の見極めが重要です。  

今後、エンジニアリング業界の変化に伴い、図面管理ソフトもさらなる進化が求められます。AIを活用したより高精度な類似図面検索の強化、クラウド環境でのセキュリティ向上、他システムとのシームレスな連携などが期待されています。現場の業務効率を最大化し、設計ミスや情報管理の混乱を防ぐためにも、各ソフトウェアがどのように進化し、エンジニアの実務に貢献できるのか注視することが欠かせません。

図面管理ソフトウェアの注意点

エンジニアリングチームが製品開発を進める中で、図面管理は欠かせない要素ですが、適切なシステムが整っていないとさまざまな問題が発生します。ここでは、図面管理において多くの企業が直面する代表的な問題と、それに対する有効なアプローチを紹介します。

リアルタイムでの連携性が重要である

図面を扱うチームでは、メンバー間のコラボレーションや情報共有がうまく機能しないと、ミスや作業の遅延が発生しやすくなります。特にリモートワークや複数拠点での業務が増える中、従来の管理方法ではリアルタイムでの連携が難しいこともあります。Autodesk BIM 360 や Onshapeなどのクラウドベースのプラットフォームを活用すれば、チームが場所を問わずスムーズに共同作業を進められるでしょう。

バージョン管理・変更管理の性能が大切である

図面のバージョン管理が適切に行われていないと、古い図面を誤って使用したり、最新の修正内容が正しく反映されなかったりするリスクが高まります。特に、複数人で同じプロジェクトに関わる場合、どのバージョンが最新なのかを明確にすることが不可欠です。ただし、正しく最新バージョンを管理、把握することは非常に難易度が高いです。ソフトの機能と自社のルールと照らし合わせて常に最適な方法を模索が必要です。

他のシステムとの連携性が重要である

CADソフトやPLM（製品ライフサイクル管理）システムと図面管理ソフトが連携していないと、業務の効率が大幅に低下します。異なるシステム間でデータを手作業で入力しなければならない場合、ヒューマンエラーのリスクが高まるだけでなく、作業負担も増えます。このような問題を解決するには、Siemens Teamcenter や Dassault Systèmes ENOVIA など、幅広いCADフォーマットや業務システムと連携できるソフトを選ぶのが重要です。適切なツールを導入すれば、データの一貫性を保ちつつ、スムーズな業務フローを実現できます。

検索機能が制限されていると業務の効率化が難しい

従来のPDM（製品情報管理）システムでは、図面を検索する際にディレクトリ構造をナビゲートする必要があり、特定のファイルを見つけるのに時間がかかります。また、正確な図面番号を把握していないと検索が困難になるケースも少なくありません。CADDi Drawer のように、キーワード検索に加えて類似図面検索や画像検索ができるシステムを活用すれば、必要なデータを素早く特定できます。

図面管理ソフトの導入事例

図面管理ソフトを導入した企業では、従来の課題解決に加えて、大幅な業務効率化や組織変革を実現しています。以下では、実際に図面管理ソフトを導入した企業の成果をご紹介します。

草の根DXによる活人化と組織変革｜ヤンマーホールディングス株式会社様

アグリ事業、マリン事業、エネルギーシステム事業、建機事業等を展開するヤンマーホールディングス株式会社（1912年創業、連結売上高1兆814億円、従業員21,553名）では、データ活用に関する複合的な課題を抱えていました。

蓄積された過去図面やデータを有効活用できないため、図面検索に時間を取られ、本質的な業務に十分な時間を充てることができない状況が続いていたのです。さらに、BOMやPDM、ERP、品質情報管理システムなどが個別最適化されてサイロ化しており、データ統合による最適なQCD実現が喫緊の課題となっていました。

同社が選択したのは「草の根DX」というボトムアップ型のアプローチです。現場のユーザー自らがデジタルツールを活用できることを目指し、総勢50名の組織でCADDi Drawerを約半年間にわたって徹底検証しました。KPIやマイルストーンを明確に設定し、ROI100%以上の効果を確認してから本格導入に踏み切ったのです。

この取り組みにより、図面検索時間の削減で生まれた工数を高付加価値業務や育成に充てる「活人化」を実現することができました。類似検索によってコストと紐づいたサイズ違いの検索が可能となり、重量とコストの関係性分析や想定コストとのずれ検証を効率的に行えるようになっています。何より、モチベーションの高い若手が主体的に改善に取り組む前向きな雰囲気が組織全体に広がっていることが大きな成果です。

導入後の主な成果

• 活人化の実現：高付加価値業務や育成に工数をシフト
• 属人化解消：若手の主体的な改善取り組みを促進
• 分析効率化：コストと重量の関係性分析を短時間で実現
• 組織活性化：部門間の壁を取り払う共通言語として機能

参考：ヤンマーホールディングス株式会社様｜製造業AIデータプラットフォームCADDi

継続的な効果を実現する図面データ資産化｜川崎重工業株式会社様

船舶・鉄道車両・航空機・産業用ロボットなど多彩な事業を展開する川崎重工業株式会社（1896年設立、連結従業員38,254人、全社売上高1兆7,256億円）の精密機械・ロボットカンパニーでは、事業拡大に伴う業務の属人化が深刻な課題となっていました。

同社では過去に膨大な図面を人力でデータベース化し、部品価格の妥当性判断を行うシステムを内製開発していました。しかし、原材料費や加工費の継続的アップデートが必要で、手動での運用負荷が高く、複雑な加工品への対応も困難でした。運用面での限界から、瞬間風速的ではない継続的に使用できる新たな仕組みが求められていたのです。

CADDi Drawerの導入により、「図面データの資産化」を実現することができました。類似品検索機能で機械的に類似図面を発見でき、図面とデータを紐付けることで発注実績の単価と図面を同時に参照可能になりました。図面OCR機能により情報抽出も自動化され、内製時に苦労していた作業が簡単に行えるようになったのです。

導入準備は驚異的なスピードで進み、通常半年から1年かかるシステム導入を3ヶ月程度で実現しました。キャディのカスタマーサクセスチームによる手厚いサポートにより、現業務の課題整理から解決ステップの検討まで、一緒に取り組むことができました。現在は購買部門での利用が中心ですが、今後は設計部門やカンパニー全体まで活用範囲を広げ、シナジー効果の創出を目指しています。

導入後の主な成果

• 属人化解消：過去の類似案件や購入実績を短時間で検索可能
• 情報資産化：個人のノウハウを組織で活用できる仕組みを構築
• 運用効率化：業務遂行中に自然と情報が蓄積される仕組みを実現
• 態勢整備：事業拡大に対応し得る持続可能なシステム運用を確立

参考：川崎重工業株式会社様｜製造業AIデータプラットフォームCADDi

全社データ標準化による非生産的作業の大幅削減｜株式会社SUBARU様

自動車および航空宇宙事業を展開する株式会社SUBARU（1953年設立、連結従業員37,693人、売上高47,029億円）では、図面に関する情報を設計部門に問い合わせても、多忙により返答が1週間後になることが珍しくありませんでした。

同社のコストイノベーション推進部では、過去の資産である図面を活かして非生産的な作業を減らす方法を検討していました。20年ほど設計経験を持つ担当者は、「図面を探す時間は多く、時には成果と結び付くこともあったが、その時間がなければより付加価値を生む仕事ができた」と振り返り、CADDi Drawerの活用イメージがすぐに湧いたといいます。

導入後は、図面の探索および問い合わせにかかっていた時間が全社で1ヶ月あたりおよそ数百時間削減されました。図番が分からなくても部品名で検索できるようになり、問い合わせ不要で自ら図面データを探し出すことが可能になったのです。異なる領域の設計者や新人・経験の浅い設計者でも、品名や素材などのキーワードで瞬時に図面を見つけられるようになりました。

さらに、SUBARUでは「ひとつのSUBARU化」を掲げており、CADDi Drawerを全社で当たり前に使えるツールとして展開することを目指しています。設計や製造部門に加え、子会社や海外の関連会社、サプライヤーも含めたグループ全体での活用により、世界最先端のモノづくりの実現を目指しています。

導入後の主な成果

• 時間削減：全社で月あたり数百時間の非生産的作業を削減
• 人材育成：自ら調べて情報を得るサイクルが学習効果を生み技術力向上
• 情報活用：検討や判断に参考できる情報量が導入前より圧倒的に増加
• 組織変革：古い体制を変革し理想とする生産性の高い仕事の実現

参考：株式会社SUBARU様｜製造業AIデータプラットフォームCADDi

図面管理ソフトの今後の展望

図面管理ソフトは近年、エンジニアリングチームの多様なニーズに対応するために急速に進化しています。特に、クラウドベースのソリューションが普及し、チーム間のコラボレーションがよりスムーズになり、どこからでもアクセスできる柔軟な環境が整ってきました。さらに、AIや機械学習の技術が取り入れられることで、検索機能の向上やタスクの自動化が進み、図面管理の効率化が期待されています。  

今後、図面管理ソフトはさまざまな要因によって進化すると予想されます。リモートワークの定着により、クラウド型のサービスが引き続き主流となり、より強固なセキュリティ機能を備えたクラウド環境の整備が求められるでしょう。また、製品開発の複雑化に伴い、設計データだけでなく、関連する製造情報や品質管理データなど、異なるシステムに分散したデータを統合的に管理できるソフトの重要性が増していきます。  

さらに、画像や文書といった非構造化データの活用も注目されており、図面データをAIが解析し、類似する設計情報を自動で提案する機能などが発展していくでしょう。こうした技術の進化により、エンジニアはこれまで以上にスピーディーかつ正確に意思決定を行えるようになり、業務全体の生産性向上が期待されます。  

AIを活用した図面管理機能は今後も広がりを見せるでしょう。たとえばCADDi Drawerのようなソフトは、AIによる類似図面検索や自動解析機能を提供し、設計業務の効率化をサポートしています。これからの図面管理ソフトは、単なるデータストレージではなく、エンジニアの業務を支援する高度なソリューションへと進化し続けるでしょう。

まとめ

図面管理ソフトを導入することで、設計・調達・生産部門における各種課題を解決可能です。図面管理ソフトの中でも製造業向けクラウド図面管理ソフトCADDi Drawerがおすすめです。

CADDi Drawerは、AIを活用した高度な検索機能とクラウドベースの利便性を兼ね備えたツールで、設計・生産プロセスの効率化に役立ちます。例えば、特許取得の独自アルゴリズムを搭載した図面検索機能では、手元にある図面と形状や属性が類似する過去の図面を自動で検出・参照できるため、類似部品の流用や設計ミス防止に役立てられます。

▼類似図面検索機能のイメージ

直感的な操作感で過去の図面を確認でき、過去の図面情報を詳細に確認できる

CADDi Drawerの特徴を以下表にまとめたので、システムの概要を理解する上でご参考ください。

特徴	図面データを一括アップロードできる 独自の画像アルゴリズムで類似する図面をすぐに検索できる 図面と合わせて発注価格とサプライヤーの情報もまとめて参照できる 誰でも短時間で手軽に最適発注ができる 個々の案件の最適発注により、コスト削減ができる 流用図面の参照で設計工数を大幅に削減できる クラウドサービスのため、複数拠点での図面共有も容易である

上記のような特徴があるため、「図面探しに膨大な時間を要してしまっている」、「個々の案件で最適な発注ができないことから、調達価格ブレが大きく発生してしまっている」といった課題を抱える企業様は、ぜひCADDi Drawerの導入をご検討ください。