キャディの進化を支える縁の下の力持ち・コストモデルチームの人々 -その3 月成 健太さん-

大きな目標を達成するために誰もが主体性を持って取り組む環境は心地良い

 

製造業にとって重要かつ大変な作業である見積りのデジタル化は、これからのキャディにとって心臓部と言える事業です。ではこの事業を推進するコストモデルチームでは、どのようなメンバーが働いているのでしょうか。

 

連載企画「キャディの心臓部・コストモデルチームの人々」の最終回である第3弾は、エンジニア出身で、切削チームに所属する月成 健太さんが登場します。

 

新たな挑戦ステージを求めてキャディにジョインし「新しいことを学ぶのが楽しい」と語る月成さんに、キャディを選んだ理由を聞きました。

月成 健太MO本部 コストモデル 切削チーム

ITベンチャーにてシステムの受託開発を担当。主にECサイトの管理画面や求人サイトの社内システムなど、BtoBで社内向けのWebシステムを作るいわゆるSIer。2022年にキャディにジョインし、現在はコストモデル 切削チームにて製造原価見積りシステムの構築を担当。

まだ30歳、新しい場所に挑戦したい

――前職ではエンジニアとして働いていたそうですね。

はい、システムの受託開発をしていました。主にECサイトの管理画面や求人サイトの社内システムなど、BtoBで社内向けのWebシステムを作ることが多く、顧客折衝や要件定義、プログラミングなど幅広く携わっていましたね。

――なぜ転職したのですか?

前職は職場環境も一緒に働くメンバーもとても好きで、キャディに採用されていなかったら辞めていませんでした。

 

その一方で30歳を迎えたのを機に「このままここにいるのか?」と自分の心に、冷静に問いかけてみたんです。

 

仕事にやりがいを感じている。けれど、お客さまの「これを作りたい」からビジネスサイドに一歩踏み込んで、その前提条件にある「何を達成したいのか」に、常にタッチしながら仕事をしたいと考えている自分がいることに気づきました。

 

もっといろいろな経験をしたい。だったら新しい場所に挑戦してみようか。

 

そう考えるようになったのは、前職が上場して少し経ち、僕としては少し落ち着いてきてしまった頃。僕は新しいところに行くと疲れてしまうタイプだけど、まだ30歳で体力があって無茶な挑戦もできます。だったら、もうちょっと頑張ってみようかなと思い、キャディを受けてみることにしたのです。

――いろいろな会社に応募するのではなく、キャディだけだったのですね。なぜキャディだったのですか?

最初のきっかけは、前職の同僚がすでにキャディで働いていて、話を聞いていたことでした。僕が仕事をする上で大事にしているのは「何をやるか」より「誰とやるか」。その同僚が好きな僕にとって、彼が「良いよ」と言っているものは良いのだろうという気持ちがあったのです。

 

そこから彼に詳しい話を聞いたり調べたりしてみると、良い感じに泥臭いな、と。

 

キャディは製造業の構造を、デジタルの力を駆使して良くしていこうとしていますが、それってどう考えてもキツいこと。外向けにはスタートアップらしいキラキラ感を発信していますが、絶対に泥臭いところが多いんだろうなと思いました。

 

そこに挑戦するのは今だからできることかもしれないと思い、カジュアル面談でCTOの小橋さんと話したらすごく面白くて。キャディがどういう会社か、何が大変かを率直に話してくれて、気づいたら1時間半も盛り上がっていました。

 

この人たちと一緒に、製造業の産業構造にある大きな課題という大きな山に挑みたい。そう考え、転職を決めたのです。

主体性を持てば、いくらでも学べる今が楽しい

――月成さんは前職でプログラミングやお客さまとの交渉は経験していたそうですが、コストモデルチームではデータ処理・分析や製造工程のドメインナレッジも必須です。どのように身につけていますか?

2022年10月に入社したばかりなので、どちらもまだまだ勉強中です。

 

用意されているオンボーディングコンテンツの内容に加えて、OJTのような感じで業務の中で身につけていっています。製造工程のドメインナレッジは、先輩メンバーと一緒に図面や製造工程を見ながら解説してもらうことが多く、データ処理・分析は実際のプログラムを見ながら実践しているのです。

 

あとはお勧めしてもらった本や動画をチェックしていますね。

 

キャディのメンバーはみんな忙しいけれど、自分から取りに行く姿勢を持っていれば絶対に応えてくれるので、放って置かれている感覚はないです。むしろフォローが手厚いなって感じています。

 

そうした環境の中で、今は学ぶことが多い状況を楽しんでいます。

――学びを楽しめているのは良いですね!では大変なことはありますか?

製造業自体がこれまで全く触れてこなかった部分なので、前提知識が全くない状態だったんですね。図面の読み方もわからなければ、その図面から所要時間などを想定することもできない。知見がなさすぎてキャッチアップには悩みますが、食らいついてやっていますね。

 

と言うと苦労しているように聞こえるかもしれませんが、そんなことはありません。知らないことを知れる楽しさが勝っている感覚です。

 

そう考えると、新しいインプットを楽しめる人は、キャディに向いているのではないでしょうか。今取り組んでいる業務はまだ型化されていませんが、型化すること自体も楽しめると良いと思います。

――キャディってどんな会社ですか?

 

主体性を持って自分の仕事に取り組んでいるメンバーが多い会社、ですかね。

 

キャディのメンバーはみんな、共通の目標を持っています。その目標から細分化され割り振られた仕事も、同じ目標を見ているから「自分がこれをやるべき」と感じやすいのかなと思います。実際、自分で手を挙げて仕事をしているメンバーが多いです。

 

あとキャディの人たちってすごく素直なんです。良いときは良い、ツラいときはツラいって言って、変に自分を取り繕いません。じゃあツラいなら何もやらないのかな?と思うけれど、ちゃんとやる。

 

キャディの目標は常に大きいけれど、それが明確なものだからこそ絶対に達成したいと思えるし、そのためならツラいことでもやるんですよね。うまくいっていなければ正直に言って、周りに協力を求める。みんなが同じ目標を見ているからこそ、互いの声を拾って協力し合うのが当然な環境が出来上がっているのだと思います。

楽しみながら、みんなで高い山を登りたい

――今後の目標を教えてください!

コストモデルチームは製造業の見積り業務という、モノづくり以外でコストがかかっているところを楽にしようとしています。とても付加価値が高いにも関わらず、まだ型化しきれていないので、1日でも早く型化してもう少し楽に成果を出せる状態に持っていきたいです。

 

そうすることで業務効率が良くなり、製造業に関わる全ての人がハッピーになります。型化するまでは大変だと思いますが、取り組む価値が大きいので、最優先で達成したいですね。

 

あとは良い仲間と楽しくポジティブに働きたい!目の前にある山が高いからこそ、難しいところにも積極的に顔を突っ込んで「どうしよっかなー」と明るく悩めたら良いなと思っています。

 

そうやってみんなで笑い合いながら、高い山の頂点に登れたらきっと最高だと思うんです。

――月成さん、ありがとうございました!以上で連載企画「キャディの心臓部・コストモデルチームの人々」は終了です。キャディのコストモデルチームに興味を持った方は、ぜひカジュアル面談にご参加くださいね!