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2025.7.3 (木) - ※開催日時はすべて日本時間
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なぜあの人の見積もりは構想段階からブレないのか?─再現性ある見積業務を実現する仕組みの作り方
製品の利益が設計段階でほぼ決まる状況で、精度の高い見積業務は企業競争力の根幹です。
しかし多くの企業では、見積がベテラン社員に属人化し、引継ぎが進まず、退職による見積もり精度低下のリスクを抱えています。営業・商品企画との前提条件のズレによる手戻り、設計者のコスト意識の不足、仕組み化されない見積業務——
これらは「現場の努力」で解決できる問題ではなく、仕組みとして再構築すべき課題です。本セミナーでは、構想設計段階における見積作成のあり方を見直し、再現性ある見積業務を実現する仕組みについて解説します。
こんな課題を持つ方におすすめ
- 構想段階で実施する見積もりに対して、営業や商品企画から手戻りが発生する
- 見積業務がベテランに属人化しており、退職によって見積精度低下のリスクがある
- ベテランが忙しく、見積業務の仕組み化・標準化が進んでいない
アジェンダ
- 現状の原価企画の課題
- 原価企画のプロセス:フロントローディング
- 概略構想設計段階における実施するべき設計内容
- 見積もり精度向上のための仕組み
- 見積原価と目標原価のGAP対策=VE・VA
登壇者
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中山聡史
株式会社 A&Mコンサルト代表取締役社長
関西大学 機械システム工学科を卒業した後、自動車メーカーに入社。 エンジン設計および開発、品質管理、環境対応業務などに従事し、 ほぼすべてのエンジンシステムに関わる。また、海外での走行テストなども経験する。 2011年、A&Mコンサルトに入社。 「モノ造りのQCDの80%は設計で決まる!」の 理念のもと、多くのモノづくり企業で設計業務改革を推進する。 例えば、機械設備産業会社「A社」においては、3DCAD導入に伴う 設計業務改革コンサルティングに当たり、モジュール化による出図納期50%改善などの成果を、機械設備産業会社「B社」においては、デザインレビュー(DR)の仕組の構築および定着などに当たり、設計不良件数20%低減などの成果をそれぞれ上げている。そのほか品質・製造改善や生産管理システムの構築も得意とする。