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2025.5.2 (金) -
EVシフトの行方:自動車産業を変革する新基幹技術の展望
EVシフトは、中国を除き世界的に成長の鈍化が見られます。しかし、2035年に向けて再び成長軌道に乗るとの予測もあり、現在はその踊り場とも言える局面にあります。そうした中、日本の自動車産業は、OTA(Over The Air)やe-Axle、ギガキャスト、バッテリーの冷暖房を含む新たなサーマルマネジメント技術など、次世代の基幹技術導入において、海外勢に後れを取り始めています。
さらに今後は、SDV(Software Defined Vehicle)が業界の主流となるとされ、自動運転分野においてもAIの急速な進化により、E2E(End to End)と呼ばれる革新的技術がテスラや中国メーカーを中心に登場しています。
このように変化の激しい環境の中で、日本の自動車関連企業は、どのような視点で未来を見据えるべきでしょうか。本ウェビナーでは、三菱自動車にて次世代EV「i-MiEV」の開発責任者を務め、急速充電規格「CHAdeMO」の幹事としても尽力された、日本電動化研究所 代表取締役 和田様をお迎えします。
5月に米国・デトロイトで開催されるAUTOMATE 2025の直前ウェビナーとして、EV市場の最新トレンドや、それを支える基幹技術の進化について包括的に解説いただきます。
こんな課題を持つ方におすすめ
- グローバルでのEV技術導入や対応に課題を抱える経営者の方
- 新技術のトレンドをいち早くキャッチアップしたい技術者の方
- 急速充電、自動運転技術など最新のEV関連技術に関心のある方
アジェンダ
- EVシフトは踊り場なのか
- 環境規制と第2次トランプ政権による影響
- 新基幹技術に関する最新動向
- 充電インフラに関する最新動向
- 質疑応答
登壇者
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和田憲一郎
株式会社 日本電動化研究所代表取締役
三菱自動車に入社後、2005年から新世代電気自動車「i-MiEV(アイ・ミーブ)」の開発責任者(プロジェクトマネージャー)などを歴任。発売後は本社にて急速充電に関する協議会であるCHAdeMO協議会にも幹事メンバーとして参画し、EV充電インフラを牽引。その後、株式会社 日本電動化研究所を設立し、現職。 国内外の企業のコンサルティングを行うとともに、新聞・メディアに数多くコラムを寄稿しており、メルクマール「和田憲一郎のモビリティ千思万考」、MONOist「和田憲一郎の電動化新時代!」などを連載中。「一般社団法人 自動車100年塾」代表理事も務める。著書に『成功する新商品開発プロジェクトのすすめ方』(同文舘出版)がある。