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【見逃し配信】EVシフトは本当に踊り場なのか?
2024年に入り、これまでの急激なEVシフトに対して、やや揺り戻しが起きているのではないだろうか。この現象はEVシフトに対して課題が抽出され、これら課題を克服しながら成長ベースが鈍化して進んでいく、EVシフトの「踊り場」になってきていると考える。プロダクトライフサイクル理論では、成長期から成熟期に至る段階で、売上が一時的に横ばいになる「プラトー現象」と呼ばれる。一方では、米国大統領選挙のゆくえも混沌とし、先行き不透明である。さらに、中国にて新エネルギー車の販売が急拡大し、日系自動車メーカーも減産や工場閉鎖を余儀なくされている。
このように自動車産業が激変する中、モノづくり産業、特に自動車設備産業に携わる方々はどのようなことを考えておくべきなのでしょうか。三菱自動車にてi-MiEV(アイ・ミーブ)の開発責任者を経験し、急速充電CHAdeMO協議会の幹事メンバーとしても活動した講師が、EVシフトの踊り場“プラトー”現象を乗り越えるためにどのように対応すべきか、考えをご紹介いたします。
こんな課題を持つ方におすすめ
- EVへの世界情勢の最新動向(地政学観点等含め)についてどのような状態か知りたい
- そもそもEV化が求められる背景、EV化の構造を今一度整理したい
- EV化の波に向けて、チャンスのある業界、そして対応すべきポイントを理解したい
アジェンダ
- 世界に於けるEVの潮流
- 環境規制と米国大統領選挙の影響
- プラトー現象を乗り越えるための考え方
- 充電インフラの進化
登壇者
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和田 憲一郎
株式会社 日本電動化研究所 代表取締役
三菱自動車に入社後、2005年から新世代電気自動車「i-MiEV(アイ・ミーブ)」の開発責任者(プロジェクトマネージャー)などを歴任。発売後は本社にて急速充電に関する協議会であるCHAdeMO協議会にも幹事メンバーとして参画し、EV充電インフラを牽引。その後、株式会社 日本電動化研究所を設立し、現職。 国内外の企業のコンサルティングを行うとともに、新聞・メディアに数多くコラムを寄稿しており、メルクマール「和田憲一郎のモビリティ千思万考」、MONOist「和田憲一郎の電動化新時代!」などを連載中。「一般社団法人 自動車100年塾」代表理事も務める。著書に『成功する新商品開発プロジェクトのすすめ方』(同文舘出版)がある。