モノづくり未来会議 in バンコク

モノづくり未来会議 in バンコク

1472 Sukhumvit Rd, Phra Khanong, Khlong Toei, Bangkok 10110 INNSide by Melia Hotel Bangkok Sukhumvit (BTS On Nut駅付近)

-開催背景-
2021年に日本から開始した、10年後の製造業の未来を業界横断で、リーダーたちと熱く議論を交わしていくモノづくり未来会議。2024年には皆様からの熱い期待の声を頂き、グローバル展開を開始し、米国シカゴ・ラスベガスと実施。実施後の満足度調査では100%の参加者の方から”大変満足”または”満足”とお答えいただきました。
2025年には皆さまのリクエストを受けアジアへと活動の幅を広げて、6月のManufacturing Expoのタイミングに合わせてのバンコク開催実施を決定。グローバルの製造拠点としての集積地であるタイから、10年後のモノづくりを検討する場の醸成を目指します。

-モノづくり未来会議 in バンコクの意義-
・製造業の未来を⾒据えた新たな視点の構築
当日は日系企業のグローバル展開をリードする方々を登壇者としてお迎えしております。世界的な産業変⾰の波の中で、タイ・ASEAN 市場の可能性を⾒極め、次の製造業の10年を⾒据えた新たな視点を構築します。そして、経済成長が全体としては鈍化していく中、タイで培ったモノづくりをどうグローバルに活かしていくか、是非ご一緒に検討しませんか。

・具体的な企業改革・イノベーション事例を共有
製造業の最前線で活躍する企業の事例をもとに、デジタル活⽤による⽣産性向上や競争⼒強化のヒントを共有します。タイの中での企業変革の挑戦における難点や道筋も共有していくことで、熱量だけでなく方法も模索します。

・経営層・業界リーダーとのネットワーキングを構築
このイベントは収録動画配信を行わず、参加者のみが享受できる特別な場です。製造業企業の経営層の方々とのネットワーキングを通じて、タイの製造業界における主要プレイヤーが集まり、相互交流を深めることで、協業や新たなビジネス機会の創出を促進します。製造業の企業において変革を目指すプライヤーによる、強いネットワーク構築を加速します。

ドレスコード:ビジネスカジュアル

プログラム

  1. 開会のご挨拶

  2. 講演1

    猿渡 健一郎
    SPEAKER

    猿渡 健一郎

    Mazda South East Asia, Ltd. (MSEA) 上級副社長

    マツダ株式会社 ASEAN事業室副室長 兼 商品開発本部主査

    • 1987年 マツダ株式会社入社
      2009年 マツダアクセラ/Mazda3主査
      2014年 Mazda Europe R&D Centre 所長
      2018年 マツダ株式会社商品本部本部長
      2022年 Auto Alliance (Thailand) President & CEO
      2024年 Mazda South East Asia, Ltd. (MSEA) 上級副社長, マツダ株式会社 ASEAN事業室副室長/商品開発本部主査

  3. 講演2

    森 俊彦
    SPEAKER

    森 俊彦

    Panasonic Asia Pacific Pte. Ltd. Director

    EVolity株式会社 取締役

    • 2003年、松下電器産業に入社。民生ビデオカメラのソフトウェア開発や商品企画に従事。13年からシリコンバレーのオートモーティブ拠点を立上げ5年半、自動車メーカーとの新規事業開発やスタートアップ投資( Drivemode社)に携わる。2019年から日本で損保向けドライブレコーダー事業立上げや、会津若松スマートシティ担当理事、商用EV向けフリートマネジメント会社EVolity(丸紅様とのJV)取締役として推進。2024年4月からシンガポールに赴任し東南アジアでのモビリティ新規事業開発を推進中。
      有志活動としてはシリコンバレーD-Lab活動を16年から立ち上げ、経産省様とのレポートは17万部ダウンロード達成、「モビリティ X」日経BP出版や東南アジア特別版レポートもJETRO様とリリース。その他、経産省「始動」メンターやイベント登壇多数。

  4. パネル ディスカッション

    中村 亮太
    SPEAKER

    中村 亮太

    株式会社中村機工 YN2-TECH (Thailand) Co., Ltd. 代表取締役社長

    Siam Design & Automations Pvt. Ltd. 代表取締役社長

    • 沼津高専、立命館大卒。大手自動車部品メーカー、商社を経て家業の中村機工に入社。
      設計・開発・自動化設備を繋ぐソリューションで、顧客を全方位サポートする組織を構築。
      タイのバンコク・チャチェンサオ、インドのデリー・チェンナイ・グジャラートに商社、設計、省力化設備工場を持つ。
      昨年、静岡県島田市の大石溶接が加わり、グループ全体で日本30名、海外150名(7割がエンジニア)が在籍。
      今年からはタイ中心としたGS諸国で農作物加工の付加価値最大化、GX・SDGs推進、農業廃棄物削減にも挑戦。
      変革による好循環を生み出す組織を目指す。

    生方 寛之
    SPEAKER

    生方 寛之

    Nissin Electric (Thailand) Co., Ltd. 代表取締役社長

    日新電機株式会社 理事 兼 装置部品ソリューション事業統括部 次長

    • 自動車部品メーカーにて産業用トランスミッション、減速機の設計を経て、1992年に日新電機株式会社入社。電力機器製品の生産技術職に従事し、社内の生産改善と共に、タイ、中国、ベトナムの現地部品会社の技術指導を担当。
      2011年に装置・部品の受託生産を行う、装置部品ソリューション事業に参画し、日新電機ベトナムにて板金加工、溶接、塗装、組立て配線までの社内一貫生産の体制づくり、規模拡大に従事。
      2017年から日新電機ベトナム有限会社 社長に就任。
      2020年から日新電機タイ株式会社 社長に就任し、以降会社の改革を推し進め、社員育成体制の構築を通し、現地メンバー主導による工場の再整備を進める。
      また最先端分野として核融合発電、宇宙衛星の生産に向けて活動の範囲を広げている。

    藤岡 亮介
    SPEAKER

    藤岡 亮介

    日ASEAN経済産業協力委員会(AMEICC) 事務局長

    海外産業人材育成協会(AOTS) バンコク事務所長

    • 2013年経済産業省入省。同省にて通商およびエネルギー政策(電力システム改革、水素等)に従事した後、2022年より現職。
      タイ・ASEANでの製造業の高度化(DX・GX 等)に資する人材育成などの各種取組を支援。

    モデレーター:武居 大介
    SPEAKER

    モデレーター:武居 大介

    CADDi Thailand Co., Ltd. 代表取締役社長

    キャディ株式会社 部門執行役員アジア本部長

    • 東京大学卒業後、三井物産株式会社の化学品部門で国際貿易や米国での事業投資を担当。
      その後、スペインでのMBA留学(IE Business School)を経て、同社にて産業×デジタルをテーマにしたベンチャー投資・投資先支援・新規事業開発を推進。
      2021年よりキャディにジョイン。パートナー開拓責任者を経て、現在は製造業AIデータプラットフォーム"CADDi"のグローバル化に向けアジア進出をリード。

  5. CTO Session

    小橋 昭文
    SPEAKER

    小橋 昭文

    キャディ株式会社 CTO (最高技術責任者)

    • スタンフォード大学・大学院にて電子工学を専攻。 米国の航空機・宇宙船の開発製造会社に勤務し、衛星の大量画像データ処理システムを構築。 その後、Apple米国本社にて、iPhone・Airpods 等の製品開発や中国工場監査までをリード。

  6. 中締めのご挨拶

    ガンタトーン・ワンナワス
    SPEAKER

    ガンタトーン・ワンナワス

    Mediator Co., Ltd. CEO

    • 在日経験通算10年。2004年埼玉大学工学部卒業後、在京タイ王国大使館工業部へ入館。
      タイ国の王室関係者や省庁関係者のアテンドや通訳を行い、タイ帰国後の2009年にメディエーターを設立。
      日本政府機関や日系企業のプロジェクトをコーディネート。
      日本人駐在員やタイ人従業員に向けて異文化をテーマとした講演・セミナーを実施(講演実績、延べ12,000人以上)。

  7. 交流会 ~乾杯のご挨拶~

    Now Printing
    SPEAKER

    小泉 伸彦

    Mitsubishi Motors (Thailand) Co., Ltd. 取締役副社長

  8. ご歓談(途中、スペシャルコンテンツもございます。)

  9. 締めのご挨拶

モノづくり未来会議 in バンコクを通して伝えたいキャディの思い

弊社は ”モノづくり産業のポテンシャルを解放する” をミッションに掲げ、明治維新からちょうど150年の2017年11月9日に代表取締役の加藤勇志郎と最高技術責任者の小橋昭文が創業し、世界最大級の規模と長い歴史を有する製造業のサプライチェーン変革を目指しています。

製造業のバリューチェーンのなかでも、未だ大きなイノベーションが起きていない受発注・調達の領域に着目し、産業装置の加工品の製造を一式で担い、調達生産機能の外部集約化支援を行う部品調達プラットフォーム「CADDi Manufacturing」に加え、2022年6月からは図面データ活用クラウド「CADDi Drawer」も展開し、リアルとデジタルの双方向から業界変革に取り組んできましたが、昨年2024年7月に2つの事業を統合し、「製造業AIデータプラットフォームCADDi 」へと転進いたしました。
6年以上のグローバルな調達・製造支援事業を通じて、設計、調達、製造、品質管理など一連の製造業における業務プロセスで、品質・コスト・納品(QCD)に責任を負いながら、多くのサプライチェーンに潜む課題を目の当たりにしてきました。それぞれの問題は相互に複雑に関係しており、エンジニアリングチェーンやサプライチェーンどちらか一方からの働きかけだけでは根本的な課題解決は困難でした。そこで、エンジニアリングチェーンとサプライチェーン双方の全体最適を実現するために、「製造業のAIデータプラットフォームCADDi 」の構想を発表したという経緯になります。
(詳細:創業者加藤のnote キャディ、製造業AIデータプラットフォームとしての、第二章。

現在はリアルなモノづくり事業であるCADDi Manufacturingを通して培った知見や開発してきた30以上のソリューションやプロダクトの全てをデータプラットフォーム事業として統合を進めており、既存のCADDi Drawerに加えて記念すべき1個目のプロダクトとしてCADDi Quoteという調達業務に特化したプロダクトの開発、販売をしております。
また直近では2025年3月に、よりグローバルにビジネスを拡大しミッションを達成するために、総額40億円のエクイティ資金調達と、51億円の長期デットファイナンスを実施しました。シリーズCエクステンションラウンドとして、今回の調達は欧州グロースファンドのAtomicoをリード投資家とする3社のグロース投資家を引受先とし、本ラウンドにより累計エクイティ調達額は257.3億円となりました。

今回の資金調達には主に2つの目的があり、1つはプロダクト開発の強化と、もう一つはグローバルでの事業拡大です。非常にありがたいことに日本では大手日系企業様をはじめ、多くの製造業企業様にご導入いただき、二人三脚でミッション実現に邁進させていただいておりますが、弊社のミッションはあくまでグローバル、全世界でのモノづくり産業のポテンシャル解放です。そこにはまだまだ道半ば、いやまだ0.01合目にも及んでおりません。

また、普段の日常業務の中で弊社のモノづくり産業に対する思いやコミットメントを直接お伝えすることは難しく、グローバルにミッションを達成する一つのボトルネックとなっておりました。

そこで、モノづくりに対して熱い思いをお持ちの皆様に、直接弊社の思いや有益なご講演、ネットワーク作りのご支援をさせていただくことで、弊社としてもグローバルなミッションの実現に一歩近づけるのではないかと思い、この度、本イベントを企画させていただきました。

当日は皆様と有意義な時間を過ごし、モノづくり産業を共に盛り上げていく仲間になれればと思っております。

開催概要

  • 受付状況

    受付中

  • イベント名

    モノづくり未来会議 in バンコク

  • 開催日

  • 開催形式

    オフライン開催
    無料・事前の申し込み制

  • 参加対象

    製造業企業の経営層の皆様

  • 主催

  • 会場

    INNSide by Melia Hotel Bangkok Sukhumvit (BTS On Nut駅付近)

    1472 Sukhumvit Rd, Phra Khanong, Khlong Toei, Bangkok 10110

参加お申し込み