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SUS304-鏡面の基礎知識

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SUS304-鏡面の基礎知識

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目次

これだけは知っておきたいSUS304-鏡面のポイント

  • 材質の表面が鏡のように光沢と反射率が高くなる!
  • 母材としてコストカットが可能

SUS304-鏡面材とは

SUS304-鏡面とは、ステンレスの鏡面仕上げ材のことです。

鏡面仕上げとは、仕上げ・研磨加工の一種であり、ステンレスやアルミなどの板金表面をバフによって研磨し光沢を強める表面仕上げです。

バフ研磨と鏡面仕上げの違いは、簡潔に説明するとステンレスの光沢度合いの違いになります。鏡面仕上げは、ステンレス表面がまるで鏡であるかのように光沢及び反射率が強くなります。

研磨に用いられるバフによって、ステンレス表面の光沢度合いが異なります。400番バフよりも600番バフ、600番バフよりも800番バフを用いて研磨したほうが光沢が強くなります。

ステンレスの鏡面材は、研磨に用いられるバフによって分類されます。400番バフを用いて研磨されたSUSはSUS304-#400、600番バフを用いて研磨されたSUSはSUS304-#600、800番バフを用いて研磨されたSUSはSUS304-#800というように規格表示されます。

800番バフを用いて研磨されたSUS304-#800までになると、鏡のような鏡面材といえます。

ステンレスは製品の表面部分に用いられ、この鏡面仕上げがなされることが比較的多いため、母材の段階から上記の鏡面仕上げがなされているステンレス材が流通しています。あらかじめ研磨がされているステンレス材のことを、一般的にステンレスの鏡面材といいます。

ステンレスの仕上げ材には、鏡面材の他にもヘアライン材などが挙げられます。

ステンレスの鏡面材を用いることによって、ステンレス材を鏡面仕上げする加工コストを浮かせることができます。

SUS304-鏡面材の対応板厚

ステンレスの鏡面材は、ステンレスの代表ともいえるSUS304が用いられます。SUS304はステンレスの中でも特に加工性に優れ、ステンレス製品の材質規格として頻繁に用いられています。

SUS304-鏡面材の対応板厚は、以下のようになります。

SUS304-鏡面材の板厚 加工
~0.7mm
0.8mm~1.0mm
1.1mm~1.5mm
1.6mm~3.2mm
3.3mm~6.0mm
6.1mm~9.0mm
9.1mm~
キャディ編集部

Authorキャディ編集部

製造業に特化した記事を執筆しています。技術の最新トレンドや業界の動向、生産効率の向上に関する実践的なTipsなど、みなさまが現場で活かせる情報を提供することを目指しています。また、製造現場の課題解決や改善に役立つツールやリソースの紹介も行っています。業界のエキスパートとのインタビューや成功事例の共有を通じて、製造業の未来を切り拓くサポートをしてまいります。