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【今さら聞けない製造業シリーズ】事例から工程FMEAを体系的に理解する
『今さら聞けない製造業シリーズ』では、製造業における基礎知識をわかりやすく事例を交えて解説する講義となります。本講演はFMEAがテーマとなります。FMEAはものづくりの設計プロセスにおいてリスクを分析し、製造工程や製品そのものに潜むリスクを分析し、事前にリスクを取り除く管理手法となります。しかし現状の実態として、FMEAは取り入れているが顧客提出や社内管理の手段になっていたり、業種や企業毎で実施有無や実施手段が異なり、全体像や本質を理解できていないことも少なくありません。本講演ではFMEAの全体像を体系的に説明しつつ、要素の一つである工程FMEAの事例を交え解説いたします。自社の運用と照らし合わせたい、品質向上を実現する手段としてのFMEAを学びたい方は、ご参加をお待ちしております。
こんな課題を持つ方におすすめ
- 品質向上に向けて、FMEAといった管理手法を体系的に学びたい
- FMEAは取り入れているが、顧客提出や社内管理の手段になってしまっている
- 故障モードをどう見つけるか、変化点の見つけ方がわからない
このセミナー視聴後にわかること
- 品質向上を実現する手法としてFMEAの全体像を理解できている
- FMEAの本質的な価値を理解し、社内運用を見直すきっかけとなる
- 工程FMEAの運用事例を理解し、実施手段や考え方の整理ができている
アジェンダ
- FMEAとは
- なぜFMEAは必要か
- FMEAはどのフェーズで使用されるか?
- FMEAとFTAの違い
- FMEAの実施手順
- 工程FMEAの事例紹介
登壇者
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谷口 一乗
キャディ株式会社 品質保証部長
株式会社ツバキ・ナカシマでグローバル品質保証のアジア担当理事として、軸受用鋼球のアジアリージョン全体の品質保証を統括し、IATF16949・ISO9001・ISO14001等の品質及び環境マネジメントシステムの構築及び審査対応をリード。20年以上にわたり精密軸受・消防機器・電子部品業界において開発、製造、品質保証に携わる。CADDiでは品質保証および品質管理に一貫して携わり、2023年には管理責任者として航空宇宙産業のQMS規格であるAS9100の構築・認証取得に貢献。